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待ってます。 Odottaa.

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雪のショックも癒え、機嫌も直りました。
最近は、21時でも外が暗くならない日々でヘンな感じ。自分はとてつもなく早い時間に寝て
いるんじゃないかと感じ、”大人なんだから、もうちょっと起きといたほうがいい?” なんつー
ことを、一人で勝手に思ったりもして。それが寝不足に陥る罠。
明るくても寝るの!という強い意思を、これからの季節は持たないといけません。

太陽も毎日出るようになってきて、雪もほとんど消え、気温も上昇してまいりましたよ~!
とは言え、外はまだ3℃~6℃そこらをウロウロしてる程度ですが・・・そんなの関係ねぇ!
ってな勢いで、のめり気味の感もある夏物の服にどんどん移行中。
今年は ”さわやかなお姉さん” をテーマに、春夏物の準備完了。出番を待っております。
実際にさわやかになるかどうかは別にして。

普通、日本で6℃とかって言えばコートを羽織って、セーターなんか着ちゃう?マフラーも?
人間の身体って大したもんで、ここで10℃以上になれば一気に春物、夏物にチェンジです。
セーターにもコートにも手は伸びない。暑いし。冬物なんか野暮です、や・ぼ。
俗に言う ”やせ我慢” 状態も、春の気分を味わうための儀式みたいなもんです。

”あ~やっぱまだ寒いな~!春物は早すぎたか~?”
って思いながら、鳥肌をたてつつも颯爽と自転車をこぐのがたまらなく・・・楽しい。

”太陽の光、まぶしすぎ~!!” ”とか何とか言ってうれしいくせに~、自分!”
みたいな。

さ、そろそろ冬物の洗濯&整理しないとね~。もう着ないもんね~、着ない!絶対!イヤや!
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by tornio | 2009-04-23 23:02 | Elämässä 生活で

フルーツのケーキ Hedelmäleivos


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フィンランドではお馴染みの
フルーツケーキです。

Hedelmäkakku を直訳。
ヘデルマカック


写真はカットされた一人前の
ケーキなので、

Hedelmäleivos です。
ヘデルマレイヴォス



フィンランドのフルーツケーキはフレッシュなものではなく、シロップ
漬けのフルーツを使うのが一般的です。

桃、洋梨、パイナップル、みかんなど。viinirypäle(=ぶどう)も使
うことがありますが、それはフレッシュなものを。

あとは~...ドレンチェリー!赤色のほう。ドレンチェリーは100%、
色合いのため。職場実習で行ったお店でも同じように作ってましたね。
パイナップルを花が開いたように細工して、真ん中にドレンチェリー
を置いて...というように。

ホールでフルーツケーキを何台も作る時は、案外、時間がかかります。


今回は冷蔵庫にキウイのシロップ漬けがあったので利用。洋梨もみかん
も使いかけが残っていたので、それを。色合いは良かったと思います。
キウイのシロップ漬けがあるなんて、知らんかったな~。

スポンジケーキにリンゴ&オレンジジャムとカスタードクリームを挟み、
フルーツをのせ、上にゼリーを塗ってあります。サイドは krokantti
を貼り付けています。

私達はクロカンッティと言えば通じますが、日本語では何?
ライスパフのようなもので、カリカリ食感のやつ。

普通はフルーツケーキには生クリームを使いません。生クリームを使う
場合はスポンジに挟むのも生クリーム、上にも生クリームを絞ってあり
ます。

それは Hedelmäkermakakku という名前になることが多いかな。
長ったらしいですが、ヘデルマ ケルマカック と読みます。

フルーツケーキと言えば、バターたっぷり、どっしりのパウンドケーキ
のほうも思い浮かべますが、パウンドケーキはフィンランドで

Englantilainen hedelmäkakku イングリッシュフルーツケーキ、
エングランティライネン ヘデルマカック
Hedelmäkuivakakku フルーツドライケーキ(直訳)
ヘデルマ クイヴァカック

と言うと、あ~そっちのほうね~と区別がつきやすい。

kuivakakku クイヴァカック = パウンドケーキ

ですが、フィンランドで見かけるパウンドケーキは長方形の型ではなく、
クグロフ型で焼いたものが一般的。スーパーで売っているものは長方形
が多いです。ちなみに、kuiva は "乾燥した" という意味です。


今じゃ名称と共にケーキの区別もつくようになりましたけど、それでも
材料やケーキの名称を直訳すると全く別物だったりもして、一瞬考える
時間が必要です。日本の感覚で想像するとごっちゃごちゃに...。

さらに、フィンランド人のあいだでは通じる、イメージできるお菓子の
固有名詞も出てきて、わけわかめ。





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by tornio | 2009-04-20 23:54 | Leipomossa 実習で

実習着 työvaatteet


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私たち2年生の実習着なんですがね...
ダサいでしょ。

ズボンは許せる。
が、上着はなんとかならんもんかね?
と2年間ずーっと思い続けてるんです。
しかも、サイズ、デカ過ぎ。

体に添わず、ダボダボしているもんで、
生クリームを塗っていたり、近付いて
絞っていたりする際にケーキに当たる
んですよ。



何かの角にもよく引っ掛けて、ボタンが引きちぎられること数回。
Sサイズなのに、Lかと思う。

1年生の実習着は学校名と名前入り。大きさも程よいフィット、袖は六分丈で
形も洒落てる。

3年生の実習着はデザイン入り、形はシャツ風、洒落ていてジャストフィット。

2年生の実習着だけが超手抜きなデザインで、ダサくて、デカイ。


入学した時、「これが実習着よ~」 とサンプルを見せられたときにはドン引き。
もっと他にあるだろ...と、心底思いました。なぜにそれをチョイス?
しかも、フィンランドでのお約束、質ともに見合わない高額商品。

ズボン以外は90℃洗濯OKで、実際90℃洗濯をしているわけですが...
じゃ、もっと頑丈な生地で作れ!と言いたくなるような薄っぺらさ。

週に1回は洗濯しなさいと言われているんですけど、私は2日に1回。
汚れが目立てば1日で交換。

1年生のときは毎日交換してましたからね。そんだけしょっちゅう90℃洗濯を
しているので、生地も薄くなってきて、所々にプツプツと穴が...。
ま、新品の状態で不可解な穴も開いてましたが。


そんな毎日洗うことを想定してない!洗いすぎ!

という逆クレームには耳を貸しませんよ、私は。
汚れていたり、アイロンのかかっていないシワシワの実習着を着るのがイヤなん
です。袖を通すときには気分がシャキッとしていないと仕事もピシッとしない気
がするので。

私生活ではこんなに神経質じゃないんですよ。逆に超ユルユル。
ただ、" 制服 " に関してだけは別。

制服だけはキッチリ、カッチリ着るほうがカッコいい、美しい!と高校生の頃に
学んだので。だらしなく着たり、スカートを短くして頑張っていた頃もありまし
たけど、清潔感がないと気付きました。それ以来、神経質に。

制服ってそういう風に作ってあるんですよ、多分。崩すと美しく見えないように。

食品を扱っている人は清潔感がないと信頼されないと思いますし、服装のだらし
なさは作業にも作った物にも確実に出ます。うちの実習室を毎日観察していると、
断言できる。

ダサくても我慢。
制服とは、ダサいもんだ!

余計にダサく感じさせないための、日頃の洗濯&アイロン魔。

うう、やっぱ白Tシャツ5枚、買おっかな...。
週一洗濯、アイロン免除だもんなぁ。





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by tornio | 2009-04-19 20:14 | Leipomossa 実習で

鬼 Demoni tuli.


え~、素の自分を全開で出します。



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・・・なんでやねん。


どういうことやねん...


なんで雪やねん... 


なんで雪やねん!


な・ん・で・雪・や・ね・ん!!



雪ちゃうやろ。

ここまできて、雪ちゃうやろ。

白いのんはもうええっちゅうねん!!

もう見たないっちゅうてんねん!!

も、ほんま、頼むから、ええかげんにして。



朝、ブラインドを開けて見た景色にキレました。
いや、もうショックが大きすぎて......絶望。

昨日のトルニオは太陽が輝き、青空が見え、道路の雪もほとんど消え、
湖の氷も融け、ジャケット姿で自転車に乗れて...

どう考えても春に向かってまっしぐらだと喜ぶでしょ?

一晩寝たら、外は冬。
糠喜びさせて、地獄へ突き落とすな!

とっとと、春をよこせ。





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by tornio | 2009-04-17 19:57 | Torniossa トルニオで

色彩構成 Väri- ja sommitteluoppi


今学期は、実習のほかに

Väri- ja sommitteluoppi(=色彩構成)
ヴァリ ヤ ソンミッテルオッピ

の授業が追加。

他のみんなは Tuotepakkaaminen トゥオテパッカーミネン(=商品包装) の授業
なんですが、私は1年の時に単位をきっちり取りましたんで、別メニュー。

最初に渡された時間割を見て、商品包装の授業が組み込まれていることに

!!!

去年むちゃくちゃ苦労してレポートを提出し、これで解放されたわ~!!と安心
してたんですよ。で、先生に「ま~た商品包装~!?」と、半ばキレ気味に確認
したわけです。で、先生の話を聞いてみると、まだ1単位足りないと思っている
らしくてですね...

私の記憶では、確か必須単位は取ったハズですよ?!

というわけで、家に帰ってもう一度確認。ちゃんと取ってました。
先生にもちゃんと伝えて、晴れて放免。

あ~~ヘタしたらま~た授業を受けなきゃなんないとこだった~。
あんなもん、二度とイ・ヤ・だ。


火曜と水曜の午後から2時間が、その色彩構成。チョコレート・飴・マジパンを
使ってデザインや色彩感覚を養うという内容。前から宣言しているように、私の
苦手な飴とチョコを扱うので積極性に欠けます。

飴はど~にも興味を持てず、チョコは頑固だし...唯一、自分の手で好きなように
形作れるマジパンだけは得意。本を傍らに観察して、形を真似て練習。真似だけ
は小さい時からの特技なもんで!真似ができたら、自分らしい物にアレンジ。
マジパン仕事は集中出来るし、かなり楽しいです。


さて、今週の仕事は "花の着色"。
シュガーペーストを薄く延ばし、花と葉を型で抜き、花はちょっとすぼめるため、
葉はクルッと巻いた感じにするために卵ケースに置いて、数日、放置乾燥。


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着色は、着色用の機械で吹き付けるだけ。ペンのようなものを取り付け、液体の
着色料を注ぎ、機械のスイッチをON。ペン先に付いているレバーを押すと霧状
に着色料が出てくる...という仕掛け。近くで吹き付けると、えげつない色の花に
なってしまうので、遠くから淡~く着色するのがコツ。


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左の花は、ピンク色とオレンジ色と黄色を重ねて吹き付けました。
右の花は、青色と緑色と黄色を。

が、ど~も着色料の青色がねぇ...好きじゃない青の色。もうちょっと慎重に色を
つければ良かったな~と。後の祭り。こういうところで色彩感覚が問われる。

でも、一般的に日本人はとんでもなくハズれた色彩感覚は持っていない気がする
んですがね。原色よりも間色や淡色を好むし、なにより色の名称が豊富にあると
いうのが証明になるかと。

おしべ部分はホワイトチョコを絞ってあります。これは先生の指示。
で、私は花粉のつもりでプツプツを付けてみたんですが、気持ち悪い感じが...
するような、しないような。


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葉っぱは、緑色と黄色を重ねました。
根元の方をわざと濃く吹き付けて、
グラデーションをつけました。

そのおかげか、葉っぱのほうは上手く
着色出来たと自画自賛。
先生も褒めてくれましたしね。

Tosi komea!

と何度も言ってくれたんですけども、
komea の褒め言葉をどういう意味で
受け取れば一番しっくりくるんでしょ?



普段の褒め言葉としてはあまり使われないので、褒められてもピンとこないのが
残念...。

「お、かっこええやないの~!」

っていう雰囲気?ちょっと違う?
なんでもいいや。





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by tornio | 2009-04-17 04:00 | Leipomossa 実習で

復習しなくちゃ。 Käyn ohjeet uudestaan läpi.


イースター休暇も残り1日。

この休みは、ネットラジオで野球三昧。
フィンランド人のお宅へと誘われましたが、どーしても!何が何でも!

イースター休暇は家でラジオ!

と前から固く決めていたので、お断りしました。


「ラジオだったら、うちの家でも聞けるじゃない?」
と言われましたが、人様の、しかもフィンランド人のお宅で日本の野球
中継を聞いていても...ねぇ。

まず、野球を楽しんでいる時の私はいつもの私ではない。野次は関西弁
で言いまくるし、大喜びでガッツポーズも出るし、よっしゃー!!って
叫んじゃったりもする。別人と思われること必至。学校じゃ大人しく、
上品めに振る舞ってますもんでねぇ。

そういう自分を人様の家でさらけ出せるのか?となると...絶対無理。
日本語が通じない場所で、私が日本語でブーブー言っていれば気になる
だろうし、説明を求められても困るし、第一、野球に没頭できない。
気を遣いながら聞くのはイヤだし、聞かないという選択はこれっぽっち
もないので、私にとってはイースターは野球休暇。

休みのときだけですからね、最初から最後まで聞けるのは。
野球バカなんです、はい。


で、野球がない時間には、来週の実習のための復習。


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2年生になってから、パン・菓子実習したのは2学期の10月以来。
手順や細かい注意点なんかも忘れていることが多くて...ダメですね~。
手は覚えてますが、頭で覚えている事はすぐに忘れます。

実習ノートは別に持っているんですが、見返すだけじゃ記憶が鮮明に
ならないので、再度描き直しました。来週、担当する kahvileipä
それぞれの作り方をまとめました。

その都度、先生に聞けばいいや!っていうのはイヤなんですよね。

"わからなけりゃ質問すれば良いじゃない"

という考え方が浸透している実習室なんですが、過去に教えてもらった
ことが多いんですよね。聞くのは簡単。でも、その前に自分で考えて作
ることが出来ないと、勉強してきた意味がないんじゃないかと。

" Tornio は理解できてるの?覚えてる?大丈夫?"

と、いつまでたっても不安がられているようなんですけど、こうやって
努力してますから、ちょっとは信用してくれませんかね?先生。





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by tornio | 2009-04-13 06:21 | Elämässä 生活で

イースターケーキ Pääsiäiskakut


10日から4日間はイースター休暇です。
休みということで...夜更かしして、朝寝坊します。


5学期が始まって、最初の週はケーキ担当になりました。
火曜と水曜は実習が4時間しかないので、イースター向けの飾りを作るよう
指令がありました。その飾りは金曜日に作るケーキの上に乗るということで。

どんな感じで?と、先生が持っているイメージを聞くと...

- ケーキの上に乗せるから、小さめのプレートを作って、
- イースターだから、色は黄色にして、
pajunkissa(猫柳)は、バタークリームとゼリーで描いて、
pupu(うさぎ)、muna(卵)、tipu(ヒヨコ)をマジパンで、
narsissi(スイセン)をバタークリームで作って、
"Hyvää Pääsiäistä" とゼリーかチョコレートで書いて。

まさに、イースターにしか使えない飾りだわ...。


こんなのをぶっつけ本番では絶対に作れないと思ったので、家でうさぎやら
何やらを実際にマジパンで作り、文字のデザインはどんな風にする?配置は
どうする?etc...作る時に考えずに済むようデザインを決めておきました。

出来上がりはこんな風に。


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文字を書く"ゼリー" っていうのが、まぁ~絞りづらいったらありゃしない!
細~く絞り出したくてパイピングチューブの口を小さく切るんですけどね、
粘りがあるもんだから出てこない!結構な力仕事でした。

楽をしようと思って口を大きめに切ってみると、ブチョ~っと出てきて野暮
ったくなっちまうし。プレートの直径が7センチぐらいのもんなので、文字
は小さく...マジパン人形も小さく...制作中は指先がイィィーッ!となるし、
部品はポロポロと床に落としては作り直しで、まさに、ちまちま作業。

苦労した甲斐あって、我ながら、かわいいプレートが出来たんでないの?と
満足しております。考えたデザインの通りに出来ましたが、まだまだ技術は
足りません。ん~、ちょっと子供っぽかったかな~とも...。


で、今日はそのイースターケーキを作ってきました。


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8人前のバタークリームケーキ。
イースター限定。

やさしい色と、雰囲気のケーキに
なりました。日本では作ることも
ないであろうイースターの飾り&
ケーキだなと思うと、この体験は
貴重ですね。

スイセンがイースターの象徴とは
ねぇ~。そう言われてみると店の
ディスプレイにもあったような気
がするな...。


日本のケーキに、こんな風にどどーんとプレートを置くようなものはない
ので、ちょっと違和感。


で、これは注文品。


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フィンランドで定番のラズベリーケーキですが、イースター仕様。
上の写真のイースターケーキにも乗っている、バタークリームから作った
narsissi(スイセン)を飾りました。普段はバラが乗ってます。

先生に教えてもらった narsissi ですが...
スイセンに見えるような...見えないような...

ビミョーな感じ。





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by tornio | 2009-04-10 04:21 | Leipomossa 実習で

甘い一週間 後半 Makeisviikko 2


実技テストが終わったのが、お昼前。
時間が取れたので、2日がかりになるお菓子の下準備をしました。


まずは、マジパン、ドレンチェリー、アーモンド、プルーンを使って小さい
キャンディーを作り、翌日まで乾燥させました。


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プルーンにはピンク色のマジパンを挟み、緑のマジパンにはオレンジピール
を練り込み、焼いたアーモンドを刺してあります。白いマジパンには赤と緑
のドレンチェリーをくっつけています。

翌日、砂糖と水を沸騰させて40度ぐらいまで自然に冷ましました。レシピ
を読むと、このときに鍋を動かしたり、振動を与えるとダメ!とあったので、
なるべく静かな場所に...と実習室を見まわしたんですけど、これがない!

どのテーブルも作業をしていて、物をドン!と置く、生地を捏ねれば揺れる。
結局、一番揺れが少ない電気コンロの上で3時間ほど放置。

が...こんなときに限って、コンロ掃除。

お鍋に 「移動厳禁!振動厳禁!」 っていうシールを貼っておいたのですが、
ゴシゴシとコンロを拭いちゃうのね!もうハラハラしっぱなし。

これ以上、この上に置いとけば水の泡!っていうときに、間一髪で40度。
ホッと安心。

深めのバットに網を設置し、キャンディーを並べ、その上にもう1枚の網を
乗せます。じょうごで、端っこから静か~に、静か~に、冷ましたシロップ
を注ぎ入れてドップリと浸からせます。

またまた振動のない静かな場所で放置。
次の日の朝まで、18時間ほど眠らせておきました。この時は動いていない
冷蔵庫の中にこっそり置きました。我ながら、ナイスアイデア!

この放置が要。18時間かけてシロップを糖化させ、キャンディーの表面に
小さな砂糖の結晶をくっつける。均一に小さい粒を付けるには、衝撃を与え
ないことが大事というわけで、作業終了まで常にそ~っとそ~っと動いて...
疲れました。やることは少ないんですが、時間がかかる。

で、翌日。こんな状態。


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結晶化していて、濁ってますね。
シャリシャリした砂糖が表面を覆っていました。
取り出して見るまで、ドキドキ。ちゃんとキャンディーに粒々がくっついて
くれているかな~と祈る気持ち。

これを取り出したら、シロップで濡れたキャンディーを乾かします。これに
3~4時間。完全に乾くまでに時間が足りなかったので、結局土曜・日曜を
入れて月曜日まで放置。ヒマかかるな~。

乾いてくると同時に砂糖の結晶が現れて、完全に乾くと表面がカリカリした
キャンディーの完成です。


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見えますか?ちっちゃ~い粒々。キラキラ光っているのが。
ところどころ結晶がくっついていなかったり、ボテッと大きすぎたり...

むむむぅ...

満足はいかないもんの、それでも、まぁ、成功した方じゃないかと思います。
初めてのわりには。

なかなか美味しかったです。甘いです。一番好きなのは、アーモンドのやつ。
オレンジピールのおかげで、マジパンが好きじゃない私でも美味しいと感じ
ました。ドレンチェリーのやつは...どうだかな~?


最終金曜日、キャンディーを乾かしている間に木曜日に失敗したキャラメル
作りに再挑戦!


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家で作りなおしたレシピとはまた別
のレシピで。

って、別のんかい!!
というツッコミなしで。

より確実に成功しそうなヤツを持参。
これを失敗させるとノルマ達成出来
なかったので...。

2倍量で作ったんですけど、チョコ
レートの分量だけを倍にするのを忘
れてしまったので、2回作る羽目に。


ま~結局はどっちでも大して変わらず、美味しかったんですがね。
イチゴがなかなか美味。

でも、この作り方だとイチゴの赤が出ないんですね~。赤を活かすなら前回
の作り方のほうが正解。

でも...美味しいのはこっち。クリームが入っている分、まったりとした味。





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by tornio | 2009-04-08 03:06 | Leipomossa 実習で

実技テスト Näyttö


実技テストを挟んで、Makeisviiko の後半。

と、その前に実技テストの話。
実技テストは無事に終了。
この日は、集中力も注意力も冴えておりました。

前日に野菜は冷蔵庫に確保、残りの必要な材料と道具類を全てメモして
おいたおかげで、本番はちゃっちゃと準備が整いました。

で、テストスタート。

トマトの下準備を始めてからしばらくして、先生が

「これからコーヒー休憩に行ってくるから、トマトの処理が終わっても
 待っててね。他の野菜は切らないで。」

と言い残し、kahvitauko へ...。
あの~...とっとと進めたいんですけど?

野菜の切り方や扱い方を見たいからってことで、先生が戻ってくるまで
作業は中断せざるを得ないわけで、こっちはスタート切ったばっかりで、
これからノッていきますか~!というとこですよ。出ばなをくじかれた。

そんなにコーヒー休憩が大事か!?と思うんですが...大事なんでしょう、
フィンランド人には。

先生が戻り、気を取り直して再スタート。

小学生の6年間は "学童保育" に通い、中学は家庭科、高校は家政専門
で学んできたおかげで、包丁使いやら野菜の切り方なんかは仕込まれて
おります。

玉ねぎのみじん切りも、さいの目切りも常識範囲。
包丁で切るときの "猫の手" は、そりゃもう、うるさく言われてきまし
たからね。野菜のカットも難なく合格。

先生は感心してましたが、感心されるようなことではないだろうに。
逆に、この歳で出来ないほうが問題。

野菜の処理も終わり、あとは炒めて、クリームで煮て、トマトに詰めて
焼くだけ。

で、完成したのがこれです。


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チーズをのせ、最後にオリーブオイルをたっぷりとかけたのが改良点。

トマトのヘタが付いてなかったので、パセリを最後にトッピング。
たまたま、学校のキッチンで冷凍のパセリを発見していたので、それ
を使って。これをトッピングするだけで全然印象が違いますな。成功。

先生が味見をし、それも合格。
スパイスも多すぎず、全ての野菜の味が活かされていておいしい!との
評価。良かった~。試作と準備の賜物。

で、この後に待っていたのが...

自分評価と先生評価のお時間。

どうやって段取りを組んで、何に注意して、どう仕事をこなしたか?と
いう質問攻め。んなもん、いちいち事細かに説明出来ませんよ。いつも
やっていることを、フツーにやってただけなんだもん。

当たり前にやってた事に説明を付けるって難しいもんです。
それに、見てたらわかるでしょうよ...とも思ったりして。

「なんで?」
「なんででも!」

の世界ですよ...。

その他にも、フィンランドの食品企業名を挙げられる?とか、役に立つ
微生物とは何ぞや?とかなんとか...いろいろ。

毎日フィンランド企業の食べ物を食べてますけど、実際、名前なんか覚
えてません。見たらわかる。それに急に聞かれて出てくるもんじゃない
です。出てきたのは、ValioIngman だけ。

日本企業なら、〇〇ハムやら〇〇製粉やら〇〇乳業とかって出てきます
けど、それって育った国で馴染みがあるから言えるんであってですね~

...ま、いっくらでも言い訳は出てくる。

役立つ微生物?なんじゃ、それ?
直訳したのがマズかった。落ち着いて考えればわかることなんですが、
なんせ評価中。頭、真っ白。

要するに、乳酸菌・カビ・イースト菌のことなんですけどね。
お恥ずかしい。

日本語でならいろいろ説明もつくのに、フィンランド語となると無知か
と思われてしまう自分がいて、しばらくの間は立ち直れない...。
日本語ならね、どーとでも自由に言えるんです。言葉を知ってますから。

あー、ストレス!

私の評価時間はズルズルと引き延ばされ、テストから2日後。
挙句の果てに、他の生徒のテスト中に行われたので、質問しに来る生徒
でブチブチ中断されるわ、チェックをする先生はキョロキョロ落ち着か
ないわ...

で、こっちもいい加減うんざり。必死に答えようとしてるのに、

聞く気あんのか!

と腹が立ってきましてね。

半分、やけくそ。必死になっている自分がアホらしく思えて、もう勝手
に評価を付けてくれて結構です、ええ。





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by tornio | 2009-04-07 23:33 | Leipomossa 実習で

甘い一週間 前半 Makeisviikko 1


4学期も終了し、2年目も残すところ、あと5学期のみ。
5学期も引き続き実習室で...何作り?

わかりません。とりあえず、実習です。

1年生と同じなんですが、私は去年に単位を取った実習授業なので、
1年生に混じって仕事はしたくないです。

これ、本音。


さて、前回紹介したように、今週は口の中が常に甘ったるい状態だった
Makeisviikko でした。水曜日に実技テストを挟み、4日間は一人で
作りたいものを作りました。とーっても楽しかったです。ひ と り で。

月曜日に作ったのは、マシュマロ。
フィンランド語では vaahtokarkki ヴァーハトカルッキ です。
vaahto- とは "泡"。


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泡立てた卵白に、熱いシロップを注いで作った "イタリアンメレンゲ "
に、ゼラチンと metsämansikka のリキュールを入れました。

型に流して四角に切れと書いてあったんですけど、そんな芸のないのは
イヤだ!!ってなわけで、ハートマシュマロにしました。ハート絞りを
練習したかったんです、はい。

何でも小さめ小さめにしてしまうのが私の癖で、これもそう。
もっと大きいマシュマロにしたほうが食べごたえがあったでしょう。
一口サイズも上品で良いだろうとは思いますが、今度作るときにはもう
少し大きいハートにします。

売っているマシュマロは弾力がありますが、自分で作ってみると口の中
でとける感じ。おいしかったです。


火曜日に作ったのは、生チョコ。
フィンランド語では...どう言いましょう?洒落たネーミングで...無理か。


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チョコレートに生クリームとバターを加えて、冷凍してからカットしま
した。今回はダークとミルクチョコの2種類で。ミルクチョコをもっと
入れたかったんですが、在庫切れ。ミルクチョコがもっと入っていれば、
やさしい味になったと思いますが...仕方ありません。

ブランデーかリキュールを入れたかったんですけど、それも実習室には
ないので断念。最後にココアパウダーで化粧して、つまみ食い。
大人のチョコレートでした。2個ぐらいで満足できますね。

腫れ物に触るように扱わないと、ちょっと触れただけでもあっという間
にとけてきます。チョコは宝石と同じですな。

で、試食した先生の感想。

「ココアパウダーが苦い。」

・・・知るか。そういうチョコなんだよ!

とは、心の声。





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by tornio | 2009-04-05 04:31 | Leipomossa 実習で


トルニオでパンとお菓子を学んだ留学奮闘記


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(トルニオ芬闘記から約7年、
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