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終業日 Päätöspäivä


木曜日の朝、先生のワゴンに生徒6人が乗り込んで、30分ほどの距離に
ある Kemi ケミ という町へ出て、職場実習でお世話になるかもしれない
パン屋さんを見学して来ました。

1ヶ月ほど前にそこのオーナーがうちの実習室に来て、生徒に声をかけな
がらぐるぐると見回っていたとき、私にも声をかけてくれました。

"夏休みに働きたいなら、来てもいいよ。
職場実習で来たいなら、詳しいことを決めよう。"

と提案してくれました。
住むところも店の上に寮があるから問題ないよ、とも。

フィンランドの職業学校は必ず työharjoittelu テュヨハルヨイッテル
と呼ばれる職業訓練期間があって、合わせて約半年、実際にお店で働いて
単位を取得します。

結局、1回目の職場実習先は近所のお店に決定したんですけど、2回目と
3回目の候補を考えておかないといけないので、見学できて良かったです。

夏休みの間にも近郊のお店をチェックしに行こうと思います。自分の目標
や目的に合ったお店を選ばないと勉強する意味がないので、真剣に偵察し
に行かなきゃな~。


さて、学校に戻ってきて最後の昼ごはんを食べた後、1・2年生の終業式
がありました。


d0134806_22193855.jpg

フィンランドの伝統的な春の歌(すいません、名前は知りません。)を歌っ
たあと、映像学科の卒業生が作った短い映画が上映され、そのあとは音楽
学科の生徒が歌を披露。

映画は…"口数の少ない男と女の出会い" みたいな内容。ほんの5分ぐらい
のものだったんですけど、フィンランド映画独特の世界がありました。

最後に校長先生の話があり、成績優秀者の発表で終了。
教室に戻り、成績表を受け取って解散。

食堂では終業日ということでコーヒーのサービスがあったんですが、長蛇
の列に並ぶのが面倒で、そのまま帰ってきました。

見学したパン屋さんでも、コーヒーと korvapuusti をご馳走になって、
昼ごはんのデザートにはアイスクリームを食べ、ちょっと食べすぎている
気もしたので…。


体育館の席に座りながら、ふと日本の終業式を思い出しました。
日本の学校の終業式って、なんと肩の凝る息の詰まる雰囲気だったのか…。





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by tornio | 2008-05-31 23:09 | Koulussa 学校で

掃除、終わり~! Leipomon siivous on loppunut.


実習室の掃除は、今日で終了。

3日間、掃除、掃除、掃除。


6人しかいないと言った気がしますが…

掃除の日に来たのは…


たった4人!ブチッ


なんだそらー!ふざけんなーっ!!


が、しかし、強力な助っ人登場。

前の週の4日間、おばさま達がうちの実習室で製パン講習を受けていた
のですが、その方達が掃除を手伝いに来てくださったのです!

私たち生徒の何倍も動いて、実習室の隅から隅まで掃除してくださいま
した。ほんとうに、かたじけない…。ありがとうございました!
感謝、感謝の3日間でした。


ったく、何の理由で休んだのか知らないけど、先週の金曜まできっちり
来といて、なんで掃除の3日間はちゃっかり休んでんだ!計画的としか
思えない…。人数が少ないのは分かりきったことなのに、休んだらどう
なるかぐらい想像できると思うんですけどー。

それに、自分たちが使っていた実習室ぐらい、最後に掃除するのが当た
り前だとは思わないの?あまりにも無責任じゃないですかねー?

と、愚痴る。


さて、いよいよ、明日が最終日。
成績表を受け取って、その後は先生と私たちでピクニックに出かけます。
もう、何もすることないですからね。



仕事納めのバラd0134806_2441075.jpg


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by tornio | 2008-05-29 03:02 | Leipomossa 実習で

大事なファイル Tämä kansio auttaa minua.


実習授業の必需品。


d0134806_2043941.jpgd0134806_2043238.jpg

私の実習ノートです。

日本の製菓学校では実習ノートの作成は義務でしたが、ここでは本人の自由。
どんなふうにメモっておこうが、頭に叩き込んでおこうが、本人任せです。

ここでは先生のデモンストレーションがないので、まずは自分たちでレシピを
見ながら作業していきます。わからないことがあれば先生を呼んだり、聞きに
行ったり。

でも、それは初めて作るものの場合がほとんど。実習で作るものは一回だけで
なく繰り返し作るので、何度も作っているものに関しては覚えていないと何も
学んでません!と宣言しているようなもの。

私は "同じ失敗はしない"、"同じことを2度聞かない・言われない"をモットー
としているので、次に作るときにスムーズに作業できるよう、この実習ノート
作成は日課でした。

実は私、文字だけで書いたレシピを見てもただ読んでいるだけで、作業工程を
記憶できないんですよね、マジで。何度もプリントを確認することになるので、
段取りも効率も悪い…。ところが、画像だと即インプットされ、別人かという
ぐらいスムーズに先が見えて動けるようになります。

てなわけで、作業工程から完成品に至るまで、すべて絵で説明することにして
います。

それに、絵であらわせば一目瞭然。

たとえば korvapuusti コルヴァプースティ の成形方法を文章で書くよりも、
絵で説明したほうがわかりやすいし、どんな形が良くて、悪いのかというのも
然り。このファイルをチラッと見るだけで読む手間もなし!しかも、見るのも
楽しい色つき。

フィンランド語の説明も完璧に理解できず、皆よりも一歩も二歩も遅れて動く
自分が情けなくて、とにかく一人で何でも出来るようになってやる~!という
意地のファイルでもあります。


が、そんなこととは露知らず、クラスメートや先生はこのファイルを見て楽し
んでくれたり、時には頼りにされることもあったり…

このファイルのおかげで、私の存在感も出てきた気がして…さらに、ヤル気が。

よっしゃー!
あと2年も、初心忘るべからず!
がんばります。





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by tornio | 2008-05-29 00:29 | Leipomossa 実習で

スッキリ~! Jäätä on sulanut! 


はぁ~、やっとスッキリした。

ここ半年、ず~っと気になってたもの。それが...


d0134806_211641.jpg

冷凍庫の霜。

まさかねぇ、この時代に霜取りするとは思わなかったです。
子供の頃、うちにあった冷凍庫の霜取り以来。

日本休暇の前に、部屋全体の大掃除をまともにやって帰ろうと思いまして。
とっかかりは冷凍庫の霜取り。いちばんめんどくさそうなものから。

思ったよりも簡単に取れましたね。ま、強引なこともしつつ...半日で終了。


d0134806_2275937.jpg

氷点下の冬、降り積もった雪の中に冷蔵庫の食料品を出して、霜取り決行!
これが定番の霜取り方法らしいんですけど...

"そういや、地下の集会室に冷蔵庫があったよな~"

と気付き、稼動を確認。
霜取りは年中可能と判明した為、ズルズルズルズル…。

ほとんど冷凍庫としての働きをしないくせに、世話のかかるやつだ。
アイスクリームぐらいはちゃんと冷凍保存してくれたら、感謝して霜取り
もしてやれるってなもんなのに。

残りは、ト・イ・レ。





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by tornio | 2008-05-26 03:09 | Elämässä 生活で

1年生、最後のケーキ Viimeinen työ

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今日が最後の実習でした。

朝一番、25人前のいちごのケーキを3台仕込んで、それから作ったのがコレ。
実はこんなケーキの予定ではなかったのです…。
応急措置。


本当は käpykakku カピュカック = 松かさケーキ を作ることになってたん
ですが、マジパンをのばす厚みを薄くしすぎたために、ハサミで切った時に形
にならなかったのです。ほんの1mm薄いだけで大きな違いがあるもんだ…。

カピュカックがどんなものかわからないと思うので、イラストにしてみました。

d0134806_3503526.jpg


 こんなケーキ。



土台は、違うケーキを作ったときに出る切れ端や余った部分をまとめてカピュ
カック用の型に詰めて、写真の形にしたもの。そしてクリームを薄く塗って茶
色のマジパンで覆います。最後にハサミでイラストのように切って出来上がり。

なぜ黄色なのか?
それは、今日が最後の実習なので、新しいパックの茶色のマジパンを開けてし
まうと状態が悪くなるから。ただ、それだけです。
友達が作ったのは赤色でしたし。私の意見としては…邪道。

カピュカックもず~っと謎だったケーキなので、作ってみたかったんです。
が、こんなことに…。

でも、失敗したおかげで、

"カピュカックはマジパンを薄くのばしてはいけない"

ということがわかりました。
もうインプットされましたから、次の機会に夢を現実にします!

この1週間、
ケーキと言えば30人前の vadelmakakku = ラズベリーのケーキ を手分
けして16台、あとは鮭のパイを300個にカリヤランピーラッカ100個…。

予定とは違うものになりましたけど、最後に細かい仕事が出来て楽しかったし、
まぁ良しとしましょう。


さて、残すところ、あと1週間。ラスト1週間は掃除ウィーク。
丸3日間、実習室を隅から隅まで掃除します。床に天井に棚板から天板まで、
ありとあらゆる物の掃除!

そして、木曜日の午前中で終了~。
卒業生は金曜日がラストです。

しかーし、もうすでに、うちの実習人数が減っているのはなぜ…?
たった6人…。
この人数で掃除しろってか?

ま、立つ鳥跡を濁さず。
日本休暇の前に、きちんとやることはやって、完全燃焼して帰りますか。





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by tornio | 2008-05-24 05:57 | Leipomossa 実習で

フィンランド語の文法 suomen kielioppi


早口のフィンランド語でダダーッと会話する友達の横で、ふと思ったこと。

" すんごいなぁ、フツーに格変化させてしゃべってる...。"

フィンランド人なんだから当たり前だ、と言えば当たり前のことです。
私が日本語をフツーに、何も頭で考えることなくしゃべってるのと同じです
からね。

お互いに "なんでそんなに話せるん?" と質問し合ったところで、
答えはきっと...

"なんででも。"

それが母国語なんだと思います。


フィンランド語には、格が15格もあって、それぞれが変化する。
おまけに動詞もいろんな形で変化する。

たいていの教科書の初めに書いてありますよね。
私は "格" が何のことやら、未知の言葉だったもんで…
知らぬが仏。

フィンランド語を勉強し始める壁にはならなかったのです。
発音もややこしくないし。
勉強し始めてから難解さを知ったわけですが、でもそれがおもしろかった。

フィンランド語は単語を変化させることで意味が出る。
英語のように単語を並べただけでは通じない。
単語のお尻に付く格の形で意味が生まれる。

フィンランド語の文章は単語が変化した形なので、変化した形から辞書を引い
ても見つかりません。もとの形を知らなければ、辞書すら使えない…あぁ…。

変化にはルールがあるとは言え、例外も多い。どないやねん!
しかも、そのひとつひとつの格には何個もの意味とルールがあって、どれに当
てはまるんだ?!という意地の悪さ。

そのいやがらせのようなフィンランド語の格変化が、フィンランド語の醍醐味
なんではないかと。

私は、わからない時ほど "お、来たな。" と、ニヤッとしてしまいます。

私は、フィンランド語はパズルだ! と思うんですよね。

必ず当てはまるピースがあるんですよ、単語の変化には。
いろんなルールを当てはめては、あーじゃないか?こーじゃないか?とピース
をとっかえひっかえしているうちに、ピタッと当てはまる。この瞬間が快・感。
同時に "あ、そ~いう意味だったのね~!" と、わかる。

これを繰り返しているうちに、"格変化の勘" が働くようになるんですね~。

七面倒くさい文法なんか…って思うかもしれませんが、フィンランド語は文法
の壁を越えていけばいくほど理解できるし、易しくなっていく言葉だと実感。
これはフィンランド語の先生が初めに言ったことですが、ほんと、その通り!

それに格の意味や、なぜその格を使わなければならないのか?などのルールが
存在する以上、フィンランド語を正確に使うためにも必要な知識なんではない
かと。私は文法を勉強しないで外国語を習得できるとは思いません。
そんなに甘くない!


きっと、ネイティブよりも正しい外国語を使える人っていうのは見えないとこ
ろですーんごい努力をしてきたんだろうなぁと、尊敬します。
私もそうなれるように、がんばろ~!





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by tornio | 2008-05-24 01:36 | Suomen kieli フィンランド語

カリヤランピーラッカ Karjalanpiirakat

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フィンランドのおいしいもの、代表選手。

右は、Cocktailpiirakka カクテルピーラッカ と言って、パーティー用の
ひとくちサイズ。100個の注文があったので作りました。

左は、普通のサイズ。12cmぐらいでしょうかね。


フィンランドに来たら一度は食べないとダメでしょう、やっぱ。
ライ麦、水、塩、サラダ油から作った皮で牛乳粥を包んだだけのシンプルさ。

おいしいんですよ~、ほんとに。見た目は草履っぽいけど。


フィンランドでは、日本人が食べているような短い粒のお米は puuroriisi
プーロリーシ と言って、牛乳で炊いて食べるお米という認識なのです。

カリヤランピーラッカにはこのかゆ米が使われ、またクリスマス料理として
の牛乳粥も同じお米。フィンランド人が普段食べているのは、長い粒のパラ
パラしたご飯です。

このプーロリーシがあるおかげで日本人がフィンランドに来ても、ご飯には
困りません。味や食感は劣るものの粘りもありますし、上手く炊けさえすれ
ば問題なし。

日本人の感覚では、"牛乳で炊いたご飯" に最初は抵抗があるかもしれません。
私はもう慣れましたが、それでも学食のメニューに牛乳粥が出るときは少食に
なります。
甘いベリーソースをかけるのが定番で、いっぱい食べるとオエッと…。未だに
シナモンをかけて食べるのは拒否してます。牛乳ご飯にさらに香辛料かよッ!
っていうね…。

フィンランド人は、日本人が塩気も何もない、ただの白いご飯を食べることが
信じられないという反応をしますし、食文化の違いは大きいな~と。


で、ピーラッカも何個も食べると確実に "牛乳がゆ酔い" します。
あと、胃もたれ。

見た感じ、材料からもあっさりした食べ物かと思いますが、実はバターを結構
使っているんです。牛乳粥の中にも入ってますし、焼いた後にはバターと牛乳
を混ぜた液体に浸けるので、油断できない脂肪分たっぷりの食べ物なんですよ。

ちなみに、伝統的な食べ方として、上に munavoi ムナヴォイ というゆで卵
とバターを混ぜた具をのせて食べるので、更に…。

とは言え、本場のピーラッカはぜひ味わって欲しい!

10年以上前に日本の某スーパーで売られていたピーラッカなるものを食べた
時、好きになれそうもない…と落ち込みましたが、フィンランドの本物を食べ
て衝撃!

「こんなにおいしいもんだったの?!」

と感動。それから好物です。うちの学校のピーラッカもかなりおいしかった。

もし、牛乳粥に抵抗がある人は、

マッシュポテト版 perunapiirakka ぺルナピーラッカ
にんじん版 porkkanapiirakka ポルッカナピーラッカ

もありますので、そちらをお試しあれ。


作業手順は多くないんですけど、ひとつひとつの作業は奥が深い。
お粥の硬さは柔らかすぎると流れ出るし、皮は1mm以下に薄く伸ばせるかたさ
でないとダメだし、ピーラッカの正しい形にするコツとポイントがあるし。

う~ん、シンプルなものほど難しい…。

私が作ったのも、まだ正しいピーラッカではない!
納得できないので、次回、修正します。




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by tornio | 2008-05-19 23:24 | Leipomossa 実習で

開・放・感! On loppunut koeviikko!


終わった~!
すんごい、開放感~!

何が?

そりゃ、もちろん、どす~んとのしかかっていた課題と試験が。

どれも堅苦しい試験ではなかったし、点数が重要なわけでもなかったん
ですけど、昔から "宿題&試験" という響きは耳をふさぎたくなる…。


ここしばらく休暇に何をしていたかと言えば、ず~っと机の前に座って
いたために、どうしても残り3週間の土・日は自分が楽しめることをし
たかったので、課題も一気に片付けてしまいました。

試験と課題を同時に終わらせて、あとは何の焦りもなく王様気分で余裕
の2週間を過ごしてやるー!という気合で。

やれば出来るやんか、私。


で、以前に ATK = 情報処理 の授業の苦悩を書いたわけですが…

解決させました。必殺技で…むふ。


d0134806_20185035.jpg

どーだ!二刀流!!

わざわざ辞書を片手にパソコンなんて使いたくないし、めんどっちいと
いう強い拒否反応から生まれたワザ。ズルじゃないですよ~。早く理解
しようという前向きな努力。

フィンランド語Word と日本語Word を交互に見比べつつ作業。
すると…あんなに手こずってたのが幻かのように、スイスイちょろい!
あ~、もっと早くこの方法でやってりゃ良かったんだな~。

おかげさまで情報処理のテストも、完・璧。(…たぶん)

(あ、テストの時はみんなと同じように、正々堂々フィンランド語Word
のみでやりました。)


ほんとパソコンが言うことを聞かなくて溜まるストレスって、ストレス
濃度が違う気がする…。機械に、

「や~い、こんなのも出来ないでやんの~!」

って、バカにされてる気がするのは私だけ?
ときどき、本気で投げてやろうかと思います…。


さ~て、さて。土・日は何をするかな~~~~

あ!まずは実習ノートだ!

って、やっぱり机の前かい!


いやいや、実習ノートを描くのは時間も忘れるくらい楽しいんですよ~、
私にとっては。あとはゆっくり読書や散歩をします!

もう追いかけてくるものは何もないもんね~。




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by tornio | 2008-05-16 21:41 | Koulussa 学校で

東洋ランチ・・・? itämaista lounasta


今日、食堂へ行くと…
こんないい天気の春の日なのに、食堂が暗くて、妙に赤い…。

天井からは提灯のようなものと番傘。
壁にはお箸。
テーブルには赤いクロスとロウソク。
窓際には "花 緑 夏" と書かれた花瓶。
ホワイトボードには、デタラメな漢字。
メニューは、サーモン&エビ&パプリカ炒め。そしてご飯。

どうやら、今日は "東洋" がテーマだったらしく、アジアンチックな演出
をしたようで…。


…つーか、アジアってこんな怪しいイメージなんすか?!


どっから見てもアジア人の私にとって、いろんな意味でとても居心地が悪
かったです。

はい。

とはいえ、今日はご飯だったので、たらふく食べて満足です。

ごちそうさまでした。




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by tornio | 2008-05-16 01:30 | Koulussa 学校で

試験 kokeet


月曜日は、学科テスト。
火曜日は、実技テスト。

無事に終了~。

学科テストと言っても、小テスト。

実習を30分だけ早く切り上げて、A4用紙一枚が渡され、そこらへんに適当に
散らばって問題を解く。しかも、〇×問題。しかも23問。

フィンランドでは、日本のような選択方式の試験は、めったにありません。
たいていは自分の言葉で説明しなければならない問題ばっかりで、暗記なんて
こたぁ、したところで意味がない。日本語だったら得意技なんですけどねぇ。
残念ながら脳みそがフィンランド語の暗記を拒絶。良いんだか悪いんだか・・・。

で、今回のテストも、もともと〇×問題ではなかったんですけど・・・

先生 「どんな試験にする?」

生徒 「合ってるか、間違ってるかの選択!」

先生 「じゃ、そうしましょ。」

・・・言ってくれたクラスメートに感謝です。

おかげさまで、満点ではなかったもんの、平均点はクリアしたんではないかと
思います。


で、実技テストはというと・・・

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左 : Suklaapiirakka スクラーピーラッカ
右 : Suklaa-mokkapiirakka スクラーモッカピーラッカ


前日、自分で引いたクジが、

vaahdotettava piirakka ヴァーハドテッタヴァ ピーラッカ。

初めに砂糖と油脂を泡立てて生地を作るタイプのケーキのことを言うんですが、
決まっているのはそれだけ。あとは私の自由。

フィンランド語ではタルト系のお菓子も piirakka ピーラッカ と言いますが、
今回は四角い大きな型に生地を流し入れて焼き、四角にカットしたケーキのほう。

フィンランド人が連想する piirakka というのがあるはずなので、無難に定番
の四角い形にしました。

前日の夜に今まで作ったレシピの中から選ぼうとノートを見ていたんですけど、
これも、これも、あんまりおいしくなかったよな~というわけで、基本レシピ
を参考にして自分が食べてみたいものを考えました。

土台のケーキはどっちも同じチョコレート味のスポンジ。
上のクリームとトッピングを違うものにしました。

Suklaapiirakka は、バタークリーム&チョコレートを削ったもの
Suklaa-mokkapiirakka は、モカ味バタークリーム&ローストココナッツ


一連の作業から完成した製品までが、評価対象。
いつも通りにもくもくと一人で作業をし、完成した時点で先生を呼びつけて、
どういうものを作ったかを言って、評価と味見をしてもらいました。

ちょっとした間があり、ニコニコ笑う先生。

え?その微笑みの意味はどっち?と、ドキドキ。

「うん、すごいおいしい。
 じゃ、ここに自分で、今日の仕事の評価を数字で書いてみて。」

と言われ、先生が持っている紙に と記入。
味も見た目も完成予想通りに出来上がったんですけど、作業で手間取ったり、
ぽつぽつちっちゃい失敗があったという反省を込めた数字で。

ちなみに、1~5の評価点です。

「ふ~ん、悪い評価なのね。私の評価はこうよ。」

と、先生が手で隠していた評価を見ると・・・

5 !! Kiitettävä(秀) !!

おお~っ!!

その後、みんなが味見をしに来てくれて、いろいろ感想を言ってくれました。
軍配は、suklaa-mokkapiirakka

よかったな、モカ。

はぁ~疲れた。でも・・・100mを全力でスキップできたな。むふ。


そして、もうひとつうれしいことが。
母の日のケーキを注文してくれた人が、むちゃくちゃ素晴らしかった!と
言ってたと、先生から聞きました。

あ~良かった~。安心しました。




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by tornio | 2008-05-14 22:25 | Leipomossa 実習で


トルニオでパンとお菓子を学んだ留学奮闘記


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