イースター料理 pääsiäisruoat


フィンランドでのイースター料理と言えば…

mämmi マンミ と pasha パスハ です。


mämmi は、大麦とライ麦を湯に浸し、暖かいところに数時間放置して、
粉から甘みを引き出します。

塩や橙の皮で味付けし、tuokkonen トゥオッコネン という樺の木の皮
で作られた型に入れて、150度ぐらいのオーブンで3時間ほど焼きます。

2~3日置いたマンミを食べるのが一番おいしいそうです。

マンミの見た目はグロテスク…。フィンランドには黒い食べ物が多いんで
すけど、マンミもまた黒い。実は、一度も食べたことはありません。材料
からして食べる勇気がない。ドロッとしたペースト状の黒い物体で、砂糖
kermamaito ケルママイト という、牛乳とクリームを半分ずつ混ぜ
たソースのようなものをかけて食べます。


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pasha は、maitorahka マイトラハカ、クリーム、バターが主な材料
で、レーズンやクラッシュアーモンドなどを混ぜ、ピラミッド形の木型に
入れて作られます。これはロシアから伝わったイースター料理です。

木型には、十字架や宗教的な意味を持つ印が彫られていて、型から出した
パスハの模様になります。私は実際に見たことがないので、もちろん味も
わかりません...。


d0134806_0504037.jpg


maitorahka マイトラハカ というのは、無脂肪乳を乳酸発酵させて作
られるものです。見た目はヨーグルトのようですが、ちょっと粘りのある
フレッシュチーズです。ラハカは味のないものとフルーツなどの味付けを
したものがあって、デザートとしても食べます。

パンやお菓子のフィリングにも使い、料理のソースとしても使います。
実習でもよく使うんですけど、どうもあの発酵させたにおいが…。フィリ
ングとして焼いたラハカもなんか苦手な食感。ボソボソとしてて。

piimä ピーマ という酸乳がありますが、フィンランド人はよくあんなに
酸っぱいものを飲めるな~と感心。食堂でも牛乳のほかにピーマが置いて
あって、学生達はグラスを何個もトレーにのせてますからね。健康に良い
と言われても、無理です。

フィンランドには未知の乳製品が多くて、私には区別がつきにくいんです
よね。どれも同じ白い物体で、似たり寄ったりの味で…。


話が逸れました。


この二つがイースターの代表的な料理です。写真がないので、イラストで
イメージしてもらえれば。


春にはほど遠~いトルニオですが、明るい時間が驚くほど長くなってきた
ので、近づいてきているのかな~と前向きに考えつつ外を見るとガックリ
肩をおとす...。


この前、先生に 「何で雪が降るんだー!」 と言うと、

「 "新しい雪が降ると、古い雪が死ぬ" とフィンランドでは言うのよ。」

日本じゃ雨が降るたびに春が近づくと言うけど、フィンランドは雪だそう
です。

ほんまかいな。

じゃ、雪にはどんどこ降ってもらいましょう。
その先に明るい春が待っているんなら、ガマンしてあげます。




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by tornio | 2008-03-23 01:22 | Ruoat たべもの


トルニオでパンとお菓子を学んだ留学奮闘記


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