カリヤランピーラッカ Karjalanpiirakat

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フィンランドのおいしいもの、代表選手。

右は、Cocktailpiirakka カクテルピーラッカ と言って、パーティー用のひとくちサイズ。
100個の注文があったので作りました。
左は、普通のサイズ。12cmぐらいでしょうかね。

フィンランドに来たら一度は食べないとダメでしょう、やっぱ。
ライ麦、水、塩、サラダ油から作った皮で、牛乳粥を包んだだけのシンプルさ。
おいしいんですよ~、ほんとに。見た目は草履っぽいけど。




フィンランドでは、日本人が食べているような短い粒のお米は puuroriisi プーロリーシ
と言って、牛乳で炊いて食べるお米という認識なのです。カリヤランピーラッカには、この
かゆ米が使われ、またクリスマス料理としての牛乳粥も同じお米。フィンランド人が普段
食べているのは、長い粒のパラパラしたご飯です。
このプーロリーシがあるおかげで、日本人がフィンランドに来ても、ご飯には困りません。
味や食感は劣るものの、粘りもありますし、上手く炊けさえすれば問題なし。

日本人の感覚として、"牛乳で炊いたご飯" に最初は抵抗があるかもしれません。
私は、もう慣れましたが、それでも学食のメニューに牛乳粥が出るときは少食になります。
甘いベリーソースをかけるのが定番で、いっぱい食べるとオエッと・・・。未だに、シナモン
をかけて食べるのは拒否してます。牛乳ご飯に、さらに香辛料かよっ!っていうね・・・。
フィンランド人は、日本人が塩気も何もない、ただの白いご飯を食べることが信じられない
という反応をしますし、食文化の違いは大きいな~と。


で、ピーラッカも何個も食べると、確実に "牛乳がゆ酔い" します。あと、胃もたれ。
見た感じ、材料からもあっさりした食べ物かと思いますが、実はバターを結構使っている
んです。牛乳粥の中にも入ってますし、焼いた後にはバターと牛乳を混ぜた液体に浸け
るので、油断できない脂肪分たっぷりの食べ物なんですよ。
ちなみに、伝統的な食べ方として、上に munavoi ムナヴォイ という、ゆで卵とバター
を混ぜた具をのせて食べるので、更に・・・。

とは言え、本場のピーラッカはぜひ味わって欲しい!
10年以上前に日本の某スーパーで売られていたピーラッカなるものを食べた時、好き
になれそうもない・・・と落ち込みましたが、フィンランドの本物を食べて衝撃!
「こんなにおいしいもんだったの?!」
と感動。それから好物です。うちの学校のピーラッカもかなりおいしかったです。

もし、牛乳粥に抵抗がある人は、マッシュポテト版 (perunapiirakka ぺルナピーラ
ッカ)、人参版 (porkkanapiirakka ポルッカナピーラッカ) もありますので、そちら
をお試しあれ。


作業手順は多くないんですけど、ひとつひとつの作業は奥が深い。お粥の硬さは、柔ら
かすぎると流れ出るし、皮は1mm以下に薄く伸ばせるかたさでないとダメだし、ピーラッ
カの正しい形にするコツとポイントがあるし。う~ん、シンプルなものほど難しい・・・。

私が作ったのも、まだ正しいピーラッカではない!納得できないので、次回、修正します。
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by tornio | 2008-05-19 23:24 | Leipomossa 実習で


トルニオでパンとお菓子を学んだ留学奮闘記


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