味比べ Runebergin torttujen makuvertailu

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2月5日は、Runebergin päivä でした。
Runeberg さんはフィンランド出身のスウェーデン語詩人。その Runeberg の誕生を祝う
記念日が5日。
1月中旬頃~2月初旬頃まで、Runeberg のお気に入りだったケーキが登場します。
それが、Runebergin torttu です。

基本は、円筒形のケーキ。その上にラズベリージャムを囲むようにフォンダンを絞る。
たまにマフィンカップで焼いたものがありますが、う~ん・・・それは邪道だな。

ケーキにはクラッシュアーモンド、ビターアーモンドのオイル、オレンジピールなどが入って
いて、焼いた後にはラムシロップにジャボッと浸けて、しっとりさせます。ただ、ビターアー
モンドオイル、フィンランド語では karvasmanteliöljy (=カルヴァスマンテリオリュユ)と
言うんですが、これがかなりきつい独特な香りがするので入れないこともあります。
入れても、ほんとに少量。


で、ちょうど5日はハミナでの職場実習が終わり、ヘルシンキに立ち寄ることが出来たので
Runeberg torttu の食べ比べをしてみようじゃないかと。

まず、ヘルシンキの老舗 EkbergFredrika

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2種類のトルットゥがあって、何が違うの?と聞いたところ・・・
片方はラム酒と arrakki というココナッツ味の蒸留酒に浸けてあるから、しっとりしている
ということで、そっちを選択。それが Fredrika と言う名のトルットゥ。
フォンダンをもう少し太めに絞って欲しいかな。ちょっと少ない。

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アルコールをたっぷり吸っているせいか、どっしりと重たい。
中にはクラッシュアーモンドがたっぷりと入っていて、ラムとアッラッキが “どうよ!” と
いうぐらい主張します。う~ん・・・アルコールに弱い私には、ちとキツイなぁ。

それに、水分を含みすぎていて、ケーキの乾いた食感がないなぁ。べチャッという感じが
強いのがマイナスだな。スポンジとしての食感は残っていて欲しい。

そして、最近店舗を増やしている Kanniston leipomo Runebergin torttu

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Ekberg と比べて、生地のキメは粗めでやわらかく、軽い。焼き色が少し濃い目。
ラム酒に浸けたしっとり感はちょうど良い具合。べチャッともパサパサともしてませんね。

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クラッシュアーモンドがもうちょっと入っていてもいいかなと思いますけど、適量とも言え
るかも。カンニストンのトルットゥにはカルダモンが入ってますね。カルダモン好きの私に
はプラス。

どっちもかなりおいしいんですけど、2個イケる!というのは Kanniston のほう。
Ekberg のは1個を食べ終わらないうちに満足してしまう・・・そんな味。

ちなみに、どちらの Runebergin torttu も 2.30ユーロでした。

さてさて、職場実習でお世話になったお店の Runebergin torttu が一番上の写真です。
実習中にひとつ頂きましたが・・・
残念ながら、イマイチでございました。味にポイントが無くて、甘さも足りない。アーモンド
やオレンジピールなど香りの主張がなく、ラムの主張もない、味の薄~いトルットゥ。
ひとくち食べた瞬間、味の無さに、あららら?と心の中で言ったことだけが強烈な印象。

この時期にフィンランドへ来たら、ぜひ味わって欲しいフィンランドのお菓子です。
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by tornio | 2010-02-07 20:45 | Ruoat たべもの


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