季節外れのピパルカックタロ piparkakkutalo kesällä

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おそろしく季節を無視した、ピパルカックタロ。実はこれ、私の姪っ子の作品。

私が夏休み帰国しているからと、小学2年生の姪に (いや、半分は彼女のママに)
”夏休みの宿題” のためにクッキー作りを教えて、と頼まれました。

ママは 「ちょっと難しいものがいい。」
姪っ子は 「フィンランドのクッキーがいい。」
私は 「フィンランドのクッキーでむずかしい?・・・。」

考えた末、もうコレしかないだろうと。”フィンランドのクッキー” と言われても、実際
のところ・・・ない。ママはフィンランドのじゃなくてもいいやん、と言ったんですけど、
姪っ子はフィンランドのがいいの!と、一度決めると頑固で。

まずは、家の型紙作り。家の抜き型を持っていないので、段ボールを利用して、厚
みのあるしっかりとした型を作りました。包丁で切るときに危なくないように。

子供の手先じゃ複雑な家は建てられないし、根気が続かないので単純な家に。

模造紙に作り方を書いて学校で発表するということで、後から見てもわかりやすい
レシピと作り方のカードを用意。

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学校のレシピを選んだんですが、tumma siirappi をどうするか?で困りました。
siirappi が一番簡単で確実なんですけど、日本にはない。モラセスで代用できる
かと探しても、お店にない。ハ〇ズの店員さんは、聞いたことがないって言いまし
たからね。昔は専門知識がある人もいたし、珍しい材料もあったのに・・・。

結局、黒砂糖からシロップを作ったんですけど・・・ちょっと味が違うんですねぇ。
シロップ濃度も違うので、ちょっとやわらかい生地になってしまいましたし。
ま、でも、よく似たものは出来ました。生地は寝かせる必要があったので、前日に
私が作っておきました。

1週間前に姪っ子へ、お菓子の家作り体験の招待ハガキを出しておきました。
演出は子供にとっては大事ですからね。

で、当日。クッキー生地を伸ばすところからスタートしたんですけど・・・
日本の猛暑30度以上の部屋で作っているもんだから、生地が扱いにくいったら
ありゃしない。(クーラーがないもんで。)子供のスピードではどうにもならなくて、
結局簡単なところだけを任し、ほとんどが私。

焼いたあとは組み立て。カラメルでくっつけていくんですが、これもスピード勝負。
高温で危ないのもあって、ほとんど私。

その結果、姪っ子は一番楽しみにしていた飾り付け専門。メレンゲを舐めながら、
グミやラムネを食べながら、好き勝手にやってちょうだいと任せました。

っつーか、ほとんど食べてばっかり。甥っ子も横からつまみ食いとちょっかい出し
で、強制退去。しゃーないですわね、子供だから。

みんなから 「これ、あとで食べられる?」 と聞かれたんですが、いや、やめといた
ほうがいい、と固く禁止しておきました。メレンゲを使っていますし、姪が舐めまくっ
た手で作ってますし、極めつけは猛暑。絶対、腹こわすよ。

機嫌良く作り終えた姪っ子は、ママから 「ちゃんとノートに書いとかなあかんよ!」
と言われ、次の予定の ”じいちゃんと一緒に凧作り” のためにチャーッと終わらせ
てました。おいおい、ちゃんと書いたのか~?

教訓。
日本の夏には piparkakkutalo を作るべからず。
クッキーはすぐ湿るわ、カラメルは溶けるわ、飴やチョコは使えないわ、飾るもの
なのに、飾れるのは冷蔵庫内のみって・・・。カラメルが溶けたのには驚いた。
どんだけ暑いんだよ、日本て。
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by tornio | 2009-08-19 20:47 | Japanissa 日本で


トルニオでパンとお菓子を学んだ留学奮闘記


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